山吹


江戸時代 雨具を借りに立ち寄った百姓家での幕府の高官太田道灌への百姓娘の返歌「七重八重 花は咲けども 実のひとつだに なきぞ悲しき」で超有名となった花である。花器は萩焼作家の兼田昌尚さんの手によるもの とても気にいっている。兼田さんは刳り貫きで有名となったがこれは初期の轆轤による成形を捻ったフォルムで品があってとても良いと思う。

「むかばさに 八重山吹の 乱れけり」 子規

「山吹の 燃えて尽きたる 屑火かな」 子規

「山吹の 黄あざやかに 乙女さす」 忠行

今日は弁当持参で岩国基地の日米フレンドシップデーに行く予定である。ステルス戦闘機F35が見学出来るらしいので楽しみである。