木瓜


この時期朱が鮮やかなボケの花。なかなか綺麗だが名前はボケであまり良い名前ではない。自身も七十越えなので何時惚け(ボケ)ないかと少々心配である。でも痴呆症と言われるよりはボケ老人と呼ばれたい。木瓜の花も痴呆症花と称したいとも思わない。ボケはボケで良いのだ。

「よく見れば 木瓜の蕾や 草の中」  子規

「ボケないで 朱新たなり 木瓜の花」 忠行