ツクシ


JR山陽本線の線路に沿った側道の土手で土筆が今沢山伸びて来たのでスケッチに行った。長男がまだ幼稚園に入る前のころツクシを見て「怖い」と言った記憶がある。良く見ると確かに異様なかたちではある。彼は幼少の頃から「シティボーイ」だったのだ。袴を取って煮付けると早春の珍味でもある。でも沢山ないと食材にならないし袴をいちいち取るのも面倒である。英語ではフィールド ホーステイルと言うらしい。

「道の脇 競いて伸びる 土筆哉」 忠行