ポルトガル


TVの旅番組でポルトガル西部のナザレやロカ岬を放映していた。現地を訪れたのは2014年であるからもう三年が経過している。とても懐かしかった。岬の近くサンタクルスの街は作家の壇一雄が滞在した地として日本では有名である。句碑があり「落日を 拾いに行かむ 海の果て」とある。また ロカ岬はユーラシア大陸最西端の地でコチラにはポルトガルの偉大な詩人 カモンエスの「ここに地終り 海始まる」の碑がある。片方は海の果てであってもう片方は地の果てである。どちらも正しいのだが まさに東洋人と西洋人の思想の対比を表していてとても面白く思う。

あれから もう三年も海外を訪れていない。また旅をしたいなと思う今日この頃である。