銀杏


佐伯区は東観音台の五日市高校へ上る坂道、街路樹の銀杏が黄金色の見頃を迎えている。でも高校生達は脇目もふらず坂道を一生懸命自転車を漕いで上がって行く。イチョウギンナンから銀杏と称されるのだろう。葉の紅葉から金葉(ゴールドリーフ)でも良かろうと思うがやはり食せる実が良いと思われる。中国山地から始まった紅葉もやっと麓の瀬戸内海沿岸部まで到達した今日この頃である。小春日和の一日だった。

「鶏遊ぶ 銀杏の下の 落葉かな」 子規