758


リスボンで 宿泊したホテルの在る 丘の上の街 ラトと ベレンやカスカイスへの起点である 港町 カイス ソドレ間を走るバスである。 

よって 急勾配で 狭い道路を 一般車と平行して 走る。 ほとんどが坂道なので 運転には技量が必要だが スムースに動く。

日本と異なり ヨーロッパ諸国では 交通機関の車内放送は まったくと言っていい程 無い! 日本では やれ 手摺を掴め、とか やれ 足下に気をつけろ、とか おせっかいにも程がある。 すべてにおいて自己責任である。 潔い!

ただ 次駅のアナウンスもないので 下車駅を先に 運転手に言っておかないと 困る事がある。 前もって言っておくと ちゃんと 知らせて止めてくれる。 言葉は通じないが 親切である。

滞在中 街歩きには 坂道をぶらぶらあるいてくだり 758の起点から バスでホテルに帰るパターンを数回繰り返したので ほんの少しだけリスボン人になった気分がした、