呉の千福で 恒例の新酒祭があり 昨日 行って来た。 まず バスセンターからクレアライン経由の広電バスに乗り 終点の本通6丁目で下車、徒歩で7丁目の三宅本店に向かった。


菰樽や 今年の杉玉が飾られ 祭りの雰囲気を盛り上げていた。

場内には 棟方志功の版画も展示されていた。

最近 はやりのゆるキャラも登場 だが 年々 内容は呉の街とおなじくして ショボクなってきている。 経費節減の波が押し寄せているみたいだ。
話は変わるが こんな ショボクレタ街に なんで 時代錯誤の大きな市庁舎を百数十億の税金を投入して 建設しようとしているのか まったく 理解に苦しむ。おまけに 外観はグロテスクである。 いまの市役所は坂倉事務所の モダンデザインの格調ある建築なのに!
とはいえ 朝から 一杯二百円の粕汁とお酒でいい気分になって 本通を下った。

蒲鉾屋さん。 店番のおばさんはまったく やる気がなく「雑魚天はあるか?」と聞いたら 「スーパーに行ったら」と言い 「どれが 美味しいか」と聞くと「人によるよ!」と 取りつく島もない。 が ここの 揚げ半はとても おいしいので 夕べのおでんに投入し おいしくいただきました。



また ぶらぶらと歩いていたら 帽子屋さんを見つけたので 覗いた。軍港の町らしく ショーウインドには 海軍や自衛隊の制帽がならんでいて 興味を惹いたので 店内の入ってみたら なんと 先年 NHKのテレビドラマ「帽子」緒形拳主演のモデルとなった店で 店番のおじさんが 脚本その他の資料を快く 見せてくれた。
どうも 呉はおじさんの方が勝っているみたいだ。

昼には もう少しだったが 歩いて腹が減ったので 中通3-7-10の「山乃屋」で 呉名物 細うどんのかき揚げうどん 480円と むすび 一個120円を食した。 うどんは細いのに腰があって 喉越しが良い。 ごはんも美味しく 十分満足し、

昔の国鉄バス いまのJR中国バスで 帰途についた。

千福で買った お土産の左側が奈良漬 右側が広島菜の粕漬。 折角の粕漬を 家人は何を思ったか 何も考えないで 洗って粕を取り除いて 食卓に出した。 粕がうまいのに 残念至極! ボケ粕!