通りがかりに 枇杷の木が白くなっているのに気ずいた。 よくみると 花らしい。 帰って調べたら この時期に咲く枇杷の花らしい。
花のなかでも 華がない花だ。 もっさりとして 白っぽいが存在感が無い。
初夏に枇杷は実をつける。 でも 種ばかりで 実が外側にあり 食しにくい果実である。 なので 美味しいけれど これまた 果物界で 存在感が乏しい。
でも 西洋で枇杷を見かけた事がないので 日本固有の果物かもしれない。
独特の甘い味はすてがたいが 其れと言って 旬になって 必ず食す物でもない。
楽器の枇杷に この語源があり 上品な形をした果実なので 少し可愛そうでもある。
