有隣荘



大原 孫三郎が病弱の妻のために建てた別邸。 本宅の隣にあって 屋根の瓦の色から「緑御殿」と称される。

和洋折衷の素晴らしい建築、 特筆すべき和風建築の施工技術で粋を表している。庭園も美しく 中でも 竹笹で表現した瀬戸の海は素晴らしい。

ところが 公開期間中 辰野登恵子による 超愚作の抽象画が多数展示してあって 折角の内部空間を台無しにしていた。

展示するなら 名建築と対比可能で 調和できる作品にしてもらいたい。

かえすがえすも残念であった。