鯛焼

芸北の知人宅に用があって 日曜日に杉の泊を訪れた。

加計の基幹産業で 唯一の と言ったら 加計の人に失礼だけど 有名店が「よしお」の鯛焼であると思う。

杉の泊からの帰途 立ち寄って 鯛焼を五ヶ求めた。さっそく 食したが味は 若い頃 スキー遊びに帰途に 必ず食したのと 変わらなかった。
良い事である。

しかし 残念なことがあった形がまな板状で 鯛のフォルムをしていなかったことだ。羽根が付いたままである。 省力化のためか 手抜きであろう。

鯛焼きは鯛の形をしているから 鯛焼きなのである。羽根を取るには手間が掛かる。 しかし 鯛焼きには美学も必要と思う。 古来 日本料理はその味とともに 美しい形が食欲をそそるし 季節感をも表現してきた。

たかが 鯛焼きだが、 形 フォルムも必須であると思う。

このままでは 加計の街とともに 「よしお」も衰退の一途を辿って行くに違いない。