遅い春 餅の木峠



恐羅漢への道は 二十代の頃 今から約半世紀前は スキーに行くのに 戸河内の町から 内黒峠を経由する 車一台がやっと通れる山道しか なかった。 スキーシーズンには 途中で車の離合もほとんど出来なかったので 朝は往きの一方通行 午後の帰りもまた一方通行だった。 戸河内から恐羅漢の麓の横川部落まで やく一時間くらい係った記憶がある。

スキー場まで遠かった。

いまは 国道191号の深入山の先から 餅の木峠越えの 舗装整備された片側一車線のルートが横川まで 通じている。今昔の感がある。

これは 餅の木峠の麓から みた 山の風景。 山桜がとても美しい。

で 本格的は春が山に来るのは 五月の中旬かもしれない。