ナンテン

メギ科ナンテン属。

名前の南天から 難を転じて福となすと読み 福寿草とセットで目出たい木とされる。これは全くのゴロ合わせなので 南天=難点とも読める。

ある地方では その赤い色から 酒席でなかなか席をたたない人のことをナンテン組とも 言うらしい。

昔から このようなゴロ合わせや数字合わせの諺は多々あって 例えば 家の畳は偶数でなくてはならず 庭の植木は奇数が好ましいともされる。これは偶数と奇数から数字がなるからであって 双方合わせて 補完されるからだろう。でも 最近ではマンションなどの畳の数値はコンマ以下があるので
この諺も意味を成さなくなりつつある。

要は 気にしなければ それで良いのだけれど 良い方に解釈して 気がすこしでも良い方に感じれば 良いと思う。

で ナンテンだけど あまりにも平凡な木なので 小生としては気(木)にも留めていない。