舟越 保武

日本を代表する彫刻家であった。 氏の作品に始めて ふれたのは 学生時代 長崎を旅して 駅ちかくの高台にある 二十六人聖像だったとの記憶がある。 いまとなっては定かではない? 

最近 商工センターにある「泉美術館」で 氏の回顧展があった。 どの彫刻も素晴らしく 人に訴える美の力がある。

この画文集は 氏の足跡をたどったものであり 彫刻とともに文章も凛として 簡潔 かつ 格調が高い。