家人の友人と義姉から 柿が沢山 届いた。

私の育った山里では 柿は全て渋柿であった。 冬 寒い土地のせいか 富有柿などの 甘柿は 実をつけなかった。 寂しく厳しい気候の山村では えてして 成りものも 乏しかった。 甘柿は貴重な果物だった。

なので 甘柿は好物である。

柿は 酒の酔い覚ましに良く効くとの事だ。 で 飲む前に食したら どうなるか 先日の飲み会の前に 甘柿を三個 食べて いったが 事前には効果なきみたいで やっぱり 酔っぱらってしまった。

勤めていた会社を退社したおりと ゴルフでホールインワンをしたおりには
友人が絵手紙をくれた。 絵柄は共に柿の絵である。 あとで 聞いたら柿は どう描いても 絵になるとのことだった。 いずれも 秋の季節のことである。

冬が近ずく いまの季節 柿のあたたかい オレンジがかった黄色は心を温かくしてくれるので とても 好きだ。