願わくは 鳩のことくに

今朝は雪である。 いまごろ 北の大地は白で覆い尽くされているだろう。

北海道の富良野で ロケされた 「北の国から」は日本のテレビ史上最高の傑作と思う。 否 日本の歴史に残るドラマであった。

この本の著者 杉田 成道さんはその「北の国から」のディレクター 即ち監督をした人である。 そもそも 脚本家の倉本聰さんに話をフジテレビから持ち込んだ人らしい。

で この話は杉田さんが 妻を無くした後 三〇年下の女性と再婚した顛末その他のエッセイである。 倉本さんからは 犯罪者よばわりされたらし。まあ 本人が三十七才のとき 相手は七才だから 当然かもしれない。

男として 羨ましいな!と思う反面 大変だなあ!とも思った。

還暦を過ぎて 三人の子供達を育てる ことの 大変さと喜び そして 今まで かかわって来た 養母の死など たんたんと語られている。

文章は堅いけれど なかなか 面白く読ませてもらった。